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日記の体験談を通じて、自分の思い、考えを主張していきたい。そんな意味をこめて、日記とコラムを融合させました
by sho_mizutani
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ヒント

広く染み渡った青い空に点々と浮かぶ白い雲。そして、その雲の間をすりぬけるように、まるでカーテンのごとく降り注ぐ日の光。
そんな太陽の光に照らされている加藤あい似の美女は塾の敷地内にあるベンチのうえに腰掛け、静かに本を読んでいた。
美人はなにをしていても絵になる。早速僕達はあの子に聞き込みを行うことにした。

「あの~、突然ですが、少々お時間いただいてもよろしいでしょうか?」
「え?ええ・・・」
「突然ですが、あなたの純愛をいただいてもよろしいでしょうか?」
「え!?ええ・・・」



いいの!?



「ちょ、翔くん、だまってて!」

翔くん?ああ、社長なんて呼んだら変に怪しまれるから、翔くんって友達感覚で呼ぶのか。

「いきなりごめんなさい。この人、ちょっとボケキャラ気取ってるもんで」

今までで一番厳しい言われ方だ。グサッとくる・・・

「あの、どちら様で・・・?」
タカ「あなたの純愛をいただくものです!!」
・ 




「はい、しらけた~」
「空気読め」
「同じことを2回言うのはイタイです」

みんなから一斉に非難を食らったタカは肩を落としてベンチの端っこにストン、と座った。それにしてもこの女の子、なじむのが早いな。

「ごめんなさい、空気読めない人で。あの、私たち、ここの塾生なんですけど、変な噂を耳にしたんですよ。」
「変な噂?」
「そう、ここの塾の講師と生徒が付き合ってる、っていう噂を聞いたんだ。聞いたこと無い?」
「あ、知ってます!私も友達から聞きました。」
「本当に?そんなに広まってるの?」
「ええ、けっこうみんな知ってると思いますよ。」
タカ「君の名前はなんていうの?」
「え・・・」

なんで話が盛り上がってきたところでいきなりそんな質問するかな~。

「タカ、おまえ空気を・・」
「アイって言います。」
「アイ!?加藤あいに似てて、名前もアイ??」
「似てないですよ~。あんなにキレイじゃないですって。」
「似てるって!え、今何歳なの?」
「17歳です。高校3年生」
タカ「タイプは?」
「そっか~、受験生か。大変だね。だから塾に?」
「そうなんですよ。学校より塾に重点置いてますね。」
タカ「メルアド教えてくれる?」
「学校よりも仲良い友達とかできちゃったりしちゃうかもね~」
「そうですね。でも学校のほうが落ち着きます。」
「ちょっと、一見タカだけシカトしてるように見せかけて私も放置プレイしないでよね!」
「あ~ごめんごめん。それで、どの講師が生徒と付き合ってるかわかる?」
「いや、そこまではちょっと・・・でも、付き合ってる生徒ならわかりますよ。」
タカ「マジで!?」

あと一歩。あとちょっとで生徒の正体がわかっていたのに、チャイムが鳴ってしまった。

アイ「あ、私次授業があるので」

まずい。このままでは重要なヒントを持っているこの子を逃してしまう。どうしよう・・・・そう思っていたら、葵が僕にそっとささやいた。

「ちょっと社長、メルアド聞いておいてくださいよ。」
「え、いいの?」
「お願いします。」

葵ちゃんのまえで聞いたらまた嫌なことを言われそうだったので葵ちゃんが見てないところで聞くつもりだったけど、彼女自身から許可を得たので、これで堂々と聞ける。

「あの、アイ・・・ちゃん。良かったら、メールアドレス教えてくれない?」
アイ「あ、いいですよ。」

あっさりOKをもらい、メールアドレスを教えてもらい、教室へと向かう彼女を見送った。


タカ「ずるーい社長だけ!僕もさっき何気に聞いたのに~!!ブーブー!!」



                        無視


「彼女が出てくるまで待ちます?それとも、また他の人に聞き込みをしますか?」
「アイスクリームを買おう。そして、彼女を待とう。あんまり聞き込みをすると不審に思われるからな。」


数分後、アイスクリームを与えられたタカはおとなしくなってくれた。





子供か!!
# by sho_mizutani | 2006-08-25 22:54 | しょうの小説

夏休み

すっかり更新おそくなっちゃって!!誰も見てないかもだけど!!ごめんなさい!!

あれですね。もっともっとHP宣伝していかなくちゃいけないですよね。
トップページに「今日は○○を更新しました」とか。
ぶんたくんおねがいね笑

さて僕達の夏休みはもう残すところ約一週間弱となりました。
毎年思うのですが、「今年はこれを頑張るぞー!」とか、「今年こをはあれをするぞー!」とか思うくせに、結局夏休み入ると家でダラダラグダグダしちゃうんですよ。
SMAPのバンバンバカンスの歌詞と全く同じですよ。本当にもったいない日々を過ごしてしまいました。

本当は名古屋で小さなライブをやるつもりだったんです。
え?ぶんた聞いてない?ごめんな。そんな驚くなよ笑


今年の夏休み、なにか収穫があったと聞かれれば、やっぱりライブを見たことですね。
学校の友達が名古屋でライブをやったので地元の友達と見に行きました。その地元の友達もバンドを組んでいるそうで、すごい刺激になったと言っていました。僕ももちろん刺激を受けましたし、勉強になりました。
あと、その地元の友達の初めてのライブを見に行きました。自分達の初めてのライブを思い出し、なんかこう、胸のなかが熱くなってきて、萌え、燃えましたね。バンド祭は気合入れて望みます。絶対文化祭行こうな、ぶんた!!

あとなんといっても僕の中での今年の夏の最大のイベントは、中京テレビ主催の栄で行われたライブイベントでした!!
僕はmleody.と中ノ森BANDを見ました!!
melody.めちゃくちゃキレイ!!
そして中ノ森BAND。   はい。ファンになりましたい。
ボーカルの中ノ森文子さん。かわいすぎです。友達と、
「キレイ系よりも元気いっぱいのかわいい系のほうが良いな~」
と、語りましたw  
中ノ森BANDのライブが終わったあと、バスのところに人だかりができていて、いわゆる「出待ち」ということをみなさんしていたので、僕達も例外なくでまちに参加させていただきました。
出てきたんですよ!文子ちゃんが!笑 人の多さにびっくりしたのか、少しおどけて驚いたような顔をしたんだけど・・・はい。惚れました。かわいすぎです、あの表情。
絶対売れて、有名になって、いつか共演してみせます!
誇大妄想激しいやつですいませんw妄想族総長なんで笑
# by sho_mizutani | 2006-08-23 13:16 | しょうの日記&コラム

短いGW

いやあ最近めっきり暖かくなってきましたね!むしろ暑いですね。僕GWは実家にいて、ずっと家の中にいました(笑) ときどき外にでたのですが、なんだろう・・・まったく充実感のない毎日。なにかしたいなぁと思いつつも、何をしたらいいのか分からない。そんなモヤモヤした自分に苛立ちました。そして無駄な一週間をすごしてしまった後悔。これからは充実した日々を送ろう、と思っても、まずは何をすべきかを見つけなければいけません。
実家にはギターを持って帰ってなかったので曲も作れなかったし、咳があったので歌もうたえませんでした。だからこれからはそのぶんを取り返すよう、がんばらなきゃ。

GWでの出来事を一つ。
新幹線を待つ駅のホームで。となりに母親一人と子供二人の親子連れがいたのですが、まだ小さい子供なのでおおはしゃぎ。銀色の手すりにもたれかかっていたら、駅員さんに、危ないから手すりには触らないようにと注意されていました。そこから母親もきつく注意するようになったのですが、いざ新幹線が来ると、「ママー!新幹線きたよ!」とはしゃぎました。今までの様子からすると、静かにしなさい、とかまた注意するのかなあと思って見てたら、「そうね。700系かどうか確認しなさい」といっていました。いやそこは別にええやん!wまあ僕もそこは静かに見守っていたのですが、子供は手すりから身を乗り出して確認して「700系だったよ!」と言いました。
え??新幹線の頭の部分をみて700系かどうかわかるもんなん??ナンバープレートとかついてんのかな?と、僕は不思議に思い、僕も身を乗り出して確認してみました。直後、駅員さんに、「君、危ないから。」と注意されてしまいました・・・
700系かどうかわからなかったです。いまだにどうやってあの子が頭の部分だけで700系かどうか区別できたのかがわかりません。だれか教えてくれ!!
# by sho_mizutani | 2006-05-08 16:04 | しょうの日記&コラム

小説 第5話 絆

某有名学習塾。その名も、アラバマ塾。少し蒸し暑くなってきた街を何分か歩き、やっとたどり着いた塾は、新しく建てられたような雰囲気のキレイな建物に、まるで学校ではないかと思ってしまうくらい広い敷地があった。それにしても、何故にアメリカの州の名前なのか?それも今回の調査で探りたいところだ。
「ほ~。良い感じのところじゃないか。小さなキャンパスライフ♪って感じだね。」
タカ「これで塾生たちが制服きてたら最高なんですけどね~」
「制服も良いけどな、この暑い季節、薄着の方がいいだろ♪」
タカ「支社長、エロいっすね~(笑)。上からのぞくとブラジャーとか見えますもんね」
「おまえもなかなかエロいな~(笑)」
どこかで聞いたことのある会話だ。
「そんなことより、はやく中に入りましょう」
「そんなことより、こんなに蒸し暑いのに、君はなんで薄着じゃないんだ!?」
タカ「そうだそうだ!僕達のことももっと考えてくれ!」
「セクハラで訴えますよ?」
タカ「ごめん・・・」
「でもこの気温の中その格好はおかしいよ・・・」
葵ちゃんは茶色のジャージを着ていた。かわいいんだから、もっと服装に気を使えばいいのに。
そんな僕の発言に少し機嫌を損ねたのか、彼女は半ば僕を無視する形でさっそうと塾内へ潜入した。
「ちょ、ちょまてよ!」
「なによ?」
「勝手に一人で塾へ潜入したって、なんにもできないだろう?なんのために3人のチームを組んでいると思ってるんだ?なんのために俺達がいると思っているんだ?・・・もっと、俺達を信じてくれてもいいんじゃないのか?」
「支社長・・・・」
タカ「そうだよ葵ちゃん!僕達、まだ葵ちゃんから説明を受けてないから何をすればいいかわからないんだから!!」



この芝居じみた会話は、なんなんだろう???しかも一人ジャッカン空気を読んでいない人物がいるし。そしてもう早速僕に対してタメ口で反抗的な態度をとっている葵ちゃん。
「はやく聞き込み調査をしましょ」

そして僕達が最初に聞き込みを行うターゲットに選んだのは、加藤あいに似ている美女だった。

またか。また美女なのか。
# by sho_mizutani | 2006-05-07 02:06 | しょうの小説

美人モデル!?

さてさて世間はGW。僕は実家に戻っております。
そんなわけで今日は街へブラブラしに出掛けたのですが、ある大きな本屋での出来事。
ものすごい重大な出来事があったのです。なんか良い本ないかな~とさがしているとき、とびっきりの美人が通り過ぎたのです。背が高い!僕が子供に見えました。オーラがすごい!単に服装が派手だっただけなのかもしれませんが。人目でヴィトンだとわかるバッグ。服もヴィトンの財布みたいな柄w しかし、本当にモデルじゃないのか!?と疑ってしまうくらいキレイだったんです。こんな上玉めったにお目にかかれないぜ!僕の中の誰かがそう叫んだのを、たしかに聞きました。そして、当然のごとく、彼女のあとをつけました笑 
後をつけるといってもその人はなにかを探している様子で、ウロウロしてたので、しょっちゅう僕とすれ違いました。こんな何回もすれちがったら怪しまれるだろう、と思うくらいすれ違いました。彼女が振り返るたびに、「あ、この本小説になったんだ」と大きな独り言をつぶやいて本を手に取り、ごまかしていました。
このままでは男がすたる。なにか行動にうつさなきゃ。でもなんてはなしかけよう?いきなり、
「すいません。モデルさんですか?」
と聞くのもおかしいし・・・・そう思っていた矢先、彼女が店員さんになにかを聞いているではないか!しばらくして、僕も同じ店員さんにしゃべりかけることにした。
「あの、源氏物語ってどこにありますか・・・」
そもそもなんで店員さんなんかにしゃべりかけたのだろうか?しゃべりかけたところで僕と彼女がつながる、というわけでもないし。しかも何故に源氏物語??
僕は彼女を見失った。
同時に、自分に対する自身も少し失った。

ちゃんと行動にうつそう
# by sho_mizutani | 2006-05-05 18:28 | しょうの日記&コラム